世の中には「思考法」と名の付く書籍が数多く出回っています。しかし、思考法を学んでもどうやってそれを行動・アウトプットに生かせばよいかわからない人が多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決してくれるのが今回オススメする
『外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~』
という本です。
タイトルにもある通り、行動・アウトプットの基本的な考え方や技術が「99個」紹介されています。
この本を一言で表すとすれば、「良質なアイデアを生み出すには何をすればいいの?」という問いに答えてくれる本になっています。
仕事や趣味で多くのアイデアや知識が必要となる場合、行動の指針となったり、迷いを払ってくれる内容が書かれているのでオススメ。
興味がでた方はぜひこの先も読み進めてみてください。
『外資系コンサルの知的生産術』を読んで得られるもの
得られるものは大きく分けて3つあります。
2.良質なアウトプットを行うための考え方
3.良質なアイデアを生み出すための考え方
これらの情報を得ることができるでしょう。
また、「アウトプットってどうやってやるの?」と思っている方にも是非読んでもらいたいです。
概要 ~アイデアを生み出す技術~
冒頭でも説明した通り「良質なアイデアを生み出すには何をすればいいの?」という問いに答えるような内容になっています。
具体的には以下の内容がぎっしりと凝縮されています。
・集めた情報から有益な情報を導き出す技術
・情報をあらゆる視点から見ることによって価値を高める方法
・良質なアウトプットのための手法
・アイデアを生み出すための方法
などなど、毎日情報をこれでもかというぐらいに収集している人にとっては実に有益な情報ばかりです。
※ここであげている項目はほんの一部分
本書の構成
構成は全5章からなっていて、その中に「99」の見出しが設定されています。
なので目次を見れば、どこにどんな内容が書いてあるのかすぐに見つけられます。
本書の中でも「ストックした情報は検索性が重要」と説いていたので、それを実現する構成になっているわけですね。
だからスキマ時間に1つの項目を読み返したり、毎日少しずつ読み進めていくこともしやすい本です。
さらに、抽象的でわかりにくい概念を紹介する際には、実際に起きた出来事や偉人の逸話を引用して具体的な説明に落とし込んでくれています。
そのおかげで難しい概念もスッと理解できます。
著者自身の説明能力が高いため、本書の説得力も一段と増しているように感じました。
それと、プレゼンや人を説得する事が多い仕事についている方は、この本の「構成を紐解いていく」という使い方もありですね。
そうすることで「なぜこんなにもわかりやすく、納得する説明ができるのか」を理解することができます。
まとめ
色々小難しいことを並べてきましたが、情報過多の今の時代、この本はとても役に立ちます。
「情報社会を生き抜くための入門書」といっても過言ではないです。
自ら情報を選別する「選球眼」を身につけて、この社会を生き抜いていきましょう!
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