前回は謎の薄汚い老人から、「祠に眠るお宝と凧を交換してやる」という不当な取引を持ち出されて、しぶしぶ引き受けたところで終わった。
だから今回はお宝の眠る祠をめぐっていく話である。
マ・オーヌの祠
まずは始まりの塔の近くにある祠へと向かう。どうやら『マ・オーヌ』という祠らしい。上の画像はある程度進んだ後に撮影した画像なのでご容赦願いたい。
入り口付近にある端末にシーカーストーンをかざすと入れるようになった。なかなかのセキュリティだ。ここでちょっと疑問に思いはじめたことは「そもそもシーカーストーンというものはこの世界にいくつ存在する物なのか」「100年前の世界はかなり最先端の技術を持っていた可能性が高い」というようなことだった。
始まりの塔しかり、シーカーストーンという超ハイテクな機械?を製造することができるということは、かなりの技術力だろう。となると厄災ガノンという謎めいた敵が復活した理由の一つには、行き過ぎたハイテク産業の抑制ということもあったのではないだろうか。なんていうことを妄想する。
まぁこのあたりはおいおい語られてくるだろうから、答え合わせはその時でいいだろう。
で、祠に話を戻そう。
マ・オーヌの祠に入るとまたもシーカーストーンをセットする端末が設置されていた。
※例によって画像は別の祠の物である。
その端末にシーカーストーンをセットすると、台座上部にある謎の石碑が輝きだし、何か不思議な液体?を絞り出してシーカーストーンに垂らした。ちょうど石碑に目のマークが書かれているので僕はこの現象を『目薬イノベーション』と呼ぶことにした。なぜイノベーションなのか。それは『目薬イノベーション』後、シーカーストーンに新機能が追加されるからである。
今回追加された機能は『マグネキャッチ』という磁力を利用して、物を浮かせたり動かせたりする機能だった。ここでもまた妄想が始まる。「なぜ先人は磁力を扱う能力をシーカーストーンという持ち運びできる端末に追加したのか?」そのことが気がかりになってくる。シーカーストーンというのは現代社会におけるスマホみたいなものだと仮定すると、スマホに磁力を自在に操る機能をつけて何の意味があるのだろうか。
考えられることは、100年前では、磁力という力は電気・ガス・水道のような当たり前の存在だったということになる。携帯して持ち歩くということはきっとそうなのだろう。ただこれはシーカーストーンが全民族・全世界に普及していたという仮説があって初めて唱えることができる仮説でもある。やはりこのことももう少し進んでみてじっくりと答えを探していこう。
で、再度話を戻そう。
祠の中は多少入り組んだ作りになっており、入ってきたものを試す、そんな仕掛けめいたものがいくつか存在した。ゲーム的に解釈すれば、チュートリアルとしてとらえればいいのだろうが、この世界の秩序としての理由はわからない。
そして祠の奥たどりつくと、悟りを開いた僧正のような人?が座っていた。
近づくと脳内に直接語り掛けてくる。
“まっていましたよ あなたに力を授けよう” みたいなことを言って、謎の黒い球(魂っぽいもの)を具現化して渡してくれた。
渡してくれたといっても手渡しではなく、念動のような謎の力によってリンクの体に吸い込まれていったのだけれど・・・その後は役割を終えたかのように、悟りを開いた僧正は跡形もなく消えてしまった。
一体何だったのだろうか。特にリンクがパワーアップしたということでもない。ただただ謎の黒い球を受け取っただけであった。
そして祠を後にする。
老人のわがままに付き合う
祠を出ると、老人はさらに足元を見てきた。
せっかくお宝を取ってきたというのに “まだ足りない。ここら一体にある祠のお宝を全部よこしな。”というまさに空賊張りの要求を突き付けてくるのである。いやいやそれはおかしいだろと思いつつも、リンクは素直に承諾してしまう。周りに人がいない状況下で、たった一人の人間がいた場合にはその人を無条件に信用してしまう・・・
そんなリンクの心情を察しつつ祠巡りが始まった。
ジャ・バシフの祠
次に向かったのは『ジャ・バシフ』という祠。
やはりここも先ほどの祠『マ・オーヌ』とほとんど同じ作りになっている。
・入口と入ってすぐに端末が設置されている
・祠内部は試練を与えるような構造
・祠奥に悟りを開いた僧正が鎮座
どうやら祠は、なにかを試すシステムとして機能していたのだろう。
例えば、ある村では成人を迎えるにあたって、祠の奥まで行き、あるものを取ってくる。そのことで初めて成人として認められる。そんな風習・習わしがあったのではないかと妄想する。
もしくはもっと壮大なものなのかもしれない・・・
で、この祠ではなんと『操作式の爆弾』がシーカーストーンにインストールされた。スマホに爆弾??これはどうやら仮説を考え直す必要がありそうだ。
爆弾は『丸』と『四角』の2種類使えるようになった。そもそもなぜ2種類なのか?というかこの爆弾の原料・エネルギー源は何?などの疑問が浮かんでくる。
試しに爆弾を爆発させてみるとこのようになった。
明らかに火薬の爆発ではないということがわかるはずだ。見たところ、風圧とか衝撃波というものが近いのかもしれない。この直径30cmほどの塊の中で、何かしらのエネルギーとか物質にギュッと圧力をかけることによって爆弾を生み出しているととりあえず仮定しておこう。のちのちこのエネルギー源についての情報がわかるかもしれない。
謎の古代兵器
それと、少し話がそれてしまうのだが、ジャ・バシフの祠の外に巨大な兵器?が転がっていた。中には動くものもいて、こちらを見つけるとレーザーのような攻撃を仕掛けてくる。さらにこの祠のあたりは巨大兵器が大量に転がっている。
祠の中に爆弾の機能が隠されていたということもあって、敵に狙われやすい祠だったのかもしれない。この祠の周りは壁が高く、迷路のような作りになっているので人為的にアクセスしにくいということも何かしらのヒントになりそうだ。
だんだんとこの世界の理解が進んでいく感覚がものすごく楽しくなってきたけどなかなかストーリーが進まないなぁw
トゥミ・ンケの祠
次は山の中腹辺りの寒冷地帯にある『トゥミ・ンケ』の祠。
やはり構造は紹介してきた祠と同様である。
ここでは氷柱を出現させる機能がインストールされた。水のある所でしか使えないため、恐らく氷柱である。ただ見た目があまり氷っぽくないようにも見える・・・
不思議な模様?字?が書かれていることも考察のしがいがありそうだ。しかしこの情報だけではまだ何も思い浮かばないので次なるピースを求めて進もう。
ちなみに祠近くにある冷たーい水の池で、初めて死亡した。
ワ・モダイの祠
山の側面、辺境の地に存在する『ワ・モダイ』の祠。
これが恐らく最後の祠(この辺りの地域で)。
ここで手に入れた機能は『ビタロック』である。名前を聞いてもさっぱりわからないと思うので軽く説明すると。どうやら特定の物の動きを一定時間止めることができる機能のようだ。
例えばこの画像のように、丸い岩の動きを止めるとチェーンで固定されたような映像が映し出される。さらに面白いのはこの時間経過が止まっている物体に衝撃を与えると、その機能が解除されたときに、与えた力の向きに物体が吹っ飛んでいくのである。
例えるならば、指で輪ゴムを引っ張って引っ張って離した時のような感覚に近い。停止している物体に衝撃を加えれば加えるほど、その力が加算されていき、動き出したときに一気にその力が発散される。
何とも不思議な力である。これはもはや念動というしかない・・・
ということで4つの祠を巡った話はここまで。
謎が増えるばかりではあるが、地道に回収していければいいかなと思う。
>>第1話はこちら
>>第3話はこちら
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