前回はハテノ村に到着して、村の風土、特徴などの調査を行った。そしてハテノ古代研究所を訪ね、シーカーストーンのパワーアップを行い、新たな機能である『ウツシエ』という写真機能を手に入れた。
今回は記録に残っていた写真の調査を行っていこうと思う。
というのもパワーアップしたシーカーストーンには、ゼルダ姫が撮影したと思われる100年前の写真が残っていて「リンクの記憶を呼び起こすためにも写真にうつった場所を巡るといい」とインパ様からお言葉をいただいたからである。
そして、うろうろと調査していたら、1ヵ所だけ発見することができた。
雨宿りの記憶
ウツシエの場所へ行くと、リンクの記憶がフラッシュバックしたような演出が行われ、100年前の記憶らしき映像が流れ始める。
今回は『雨宿りの記憶』というものがよみがえってきた。
どんな記憶だったのかというと、遺跡調査を行っていたゼルダ姫とリンクであったが、途中雨が降ってきたために、近くの大きな木で雨宿りを行うことになる。そこで暇を持て余したリンクは剣術の修業を始めだす。ゼルダ姫がその様子を眺めながらリンクに問いかけを行う。
もしあなた(リンク)に、騎士としての才能がなかったとして、それでも周りから騎士になるために努力しろと言われ続けたとしたらあなたはどうしますか? と。
リンクは少しゼルダ姫の言っていることに耳を傾けはするが、剣の修業を中断することはない・・・
だいたいこんな感じだった。
この記憶から察するに、ゼルダ姫は自らの生い立ちや能力に対してよく思っていないのではないかと推測できる。リンクに問いかけている際のゼルダ姫は伏し目がちであったし、才能あふれるリンクは雨が降っても修行を怠らないが、自分自身(ゼルダ姫)は木陰で雨宿りをして休んでいる。という構図になっていたからだ。
質問の内容に「もし才能がない場合でも・・・」と聞いているところを見ると、ゼルダ姫は才能に恵まれずに苦しんでいるのかもしれない。しかも目の前には才能があって努力をおしまないリンクという天才がいるもんだから余計引け目を感じている・・・
今まで僕は、ゼルダ姫は当たり前のようにガノンの力を抑え込んでいるんだと思っていたけれど、この記憶を見たことで考えが一変した。ゼルダ姫は努力に努力を重ねてなんとかガノンを抑えるまでの力を習得し、今なお戦っているんだと考えると胸が熱くなる。
はやくゼルダ姫を助けにいかなければ!
と、思ったのでストーリーを進めるペースを速めていこうと思います。
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