
前回は巨大な白蛇に追われつつ、薄気味悪い谷間の道を走り抜けました。今回は谷を抜けたその先に佇む、大きな城の周辺を探索します。そしてついにボスクラスの強敵と対峙しました。
・谷のその先、城の周辺を探索
・葦名の目的判明
・激闘!鬼刑部
・おまけ:鬼刑部の愛馬『鬼鹿毛』の秘密
城の周辺を探索

谷を抜けると、ところどころ破壊された跡が残る城を発見しました。下の道には敵がわんさと徘徊しているので屋根を伝って進んでおります。
敵国の侵略

周囲を探索していると、何かの痕跡を発見したので調べてみました。すると御子様と葦名弦一郎の幻影が現れます。2人の話を聞いていると、狼(主人公)の敵である、葦名勢力の事情が何となく分かってきました。
どうやら小国である葦名は、強大な力を持つ内府の軍にジワジワと攻め入られており、国存続のピンチにある状態。葦名と内府軍の力の差は誰が見ても明らかなので、葦名は『死んでも生き返る』と言われている竜胤の力を利用する計画を思いつく。そして竜胤の力を持つ御子様がさらわれた・・・
ということらしい。
内府(強大) > 葦名(小国) > 狼(個人)
勢力的にはこんな感じだろうか。狼は厄介ごとに巻き込まれてしまっている感がすごい・・・
ところどころ荒れる葦名の城

探索を続けていると、城の周りに多くの死体が転がっていることがわかりました。さらに戦が起きたであろう場所も発見。そこでは、ところどころ火が上がっており、馬の死体も複数転がっていてかなり悲惨な光景でした。

大手門門番 鬼庭刑部雅孝

戦場跡地に足を踏み入れると「我 鬼庭刑部雅孝なり!」という図太い声が響き渡り、馬に乗った大男が現れました。明らかに今までの敵とは雰囲気が違います。ついに初のボス戦です!
圧倒的なリーチとスピード

鬼刑部は長めの槍を持ち、さらには狼の背よりも少し高い馬に乗って襲い掛かってきます。しかも槍を縄につないで鎖鎌のようにブンブンと振り回す、なんて器用な技も使ってきます。なので始めは圧倒的なリーチとスピードに恐れおののくばかりでした。
もう恐ろしすぎて、『三國無双』で呂布が赤兎馬に乗って現れる場面がかわいく思えます。

ただよーく観察していると、何となくですがスキがあることがわかってきました。

こうなることもわかってました。
1時間にわたる死闘

もう本当に頭がおかしくなるんじゃないかってぐらい死にまくりました。攻撃を当てても全然HPは減らないし、体幹ゲージもなかなか溜まってくれない・・・ごり押しでなんとかHPゲージを1本削っても、回復薬を使い切っているので、回復できず死亡。
正直倒せる気がしなかったです。ですがあきらめるわけにはいきません。初のボス戦ですから。
それから何度目の戦いでしょうか・・・粘りに粘り、『鬼刑部』にとどめを刺しました。

最後に忍殺を決めた瞬間、疲労と達成感でマジメに頭の中が真っ白になりました。忍殺も通常時と違った演出でカッコよすぎてシビレました・・・

最後に『忍殺』の文字が・・・ボスクラスの敵を倒すとこれが出るのかな?
戦いの記憶

そして『戦いの記憶・鬼刑部』というアイテムを取得しました。このアイテムがあれば鬼仏で『攻め力』を強化することができるみたいです。ただし強化できるのは1つの『戦いの記憶』で1回だけでした。

ついでにもう一つ『絡繰り筒』というアイテムをゲット。これは忍義手に装備する『忍具』を強化できるようにするアイテムみたいです。つまりこれ以降、忍具の強化が可能になったということですね。これは嬉しい。
今回はどっと疲れました。この隻狼というゲーム、ほんとにムズかしい・・・1戦1戦めちゃくちゃ集中しないといけないので精神の消耗がすごいです。ただボス戦での最後の忍殺。あれほどの快感を味わえるゲームはなかなかにないのではないでしょうか。この快感は言葉では伝えられない・・・
おまけ:鬼刑部の愛馬『鬼鹿毛』

そういえば戦闘中に鬼刑部が『ゆくぞ鬼鹿毛(おにかげ)!』と叫んでおり、鬼鹿毛ってなんぞや?と思ったのでちょいと調べてみました。すると鬼鹿毛というのは、現実世界の戦国時代・江戸時代の名馬の名前だということがわかりました。以下引用です。
引用元:Weblio 名馬一覧_名馬一覧の概要
鬼鹿毛(おにかげ)
武田信玄の父である武田信虎の愛馬。『甲陽軍鑑』巻一によると体高は四尺八分八寸(148センチメートル)で、晴信(信玄)が鬼鹿毛を所望したが信虎は聞き入れなかったとする逸話を記している。
このように隻狼は、ところどころ現実の歴史を混ぜ込んでくるので、時代背景を勉強するのも面白いですね。
鬼鹿毛とは関係ないですが『甲賀忍法帖 バジリスク』という小説原作のマンガがあるのですが、そこで霞刑部(かすみぎょうぶ)という全裸で戦う忍者がでてくるんですよ。しかもその霞刑部が仕えている人物は『甲賀 弦之介(こうがげんのすけ)』です。
そして鬼刑部(おにぎょうぶ)が仕えているのは恐らく葦名弦一郎(あしなげんいちろう)。なんとなく似てますね。
ただこれが言いたかっただけです。はい。
初回 >>#1『オープニング~葦名城 水手曲輪』はこちら
前回 >>#4『谷と白蛇と狼』はこちら
次回 >>#6『竜泉川端 平田屋敷~まぼろしお蝶』はこちら
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