テレビをみているあなた。お金と時間を搾取されている可能性が高いです。時間はとられているかもしれないけれど、なんでお金も?と疑問に持った方もいると思います。
それはテレビ業界のビジネスモデルを知れば明らかになります。ですからまずはテレビ業界のビジネスモデル(収益構造)がどのようになっているかを把握していきましょう。
テレビ業界のビジネスモデル
テレビ業界の主要な収益にCMがあります。CMはスポンサーとなっている企業が、番組を制作している企業にお金を払って放送されています。
よくテレビ番組で「ご覧のスポンサーの提供でおおくりしています」というナレーションをきいたことがあると思います。それがCMを制作し、番組にお金を払っている企業のことです。
なぜお金を払ってまで、テレビ番組でCMを流す必要があるのでしょうか?それは単純明快です。
CMを流せば見てくれた人がその商品を購入・使用してくれるからです。テレビCMは行動経済学や心理学を巧みに利用し、頭のいい大人たちが考えに考えて制作しています。なので多くの人がCMをみて商品にお金を払ってしまうのです。
これがお金を搾取されているという理由になります。
だったらCMをみなければいいんでしょ?と考える方がいると思います。ですがそれでもお金を使わせられてしまうのです。なぜならテレビ番組自体もお金を使わせるように誘導している内容になっているからです。
芸能人の自宅公開!などのテレビ番組がいい例になります。きらびやかで大きい家にすんでいて幸せそうな姿をテレビで見せると、少なからず視聴者は「私もこうなりたい」といったあこがれや、「私は苦労しているのになんでこんなに幸せそうなんだ!」などの嫉妬の感情を抱きます。
そしてその感情を発散するために、芸能人のマネをして高級な商品や食事にお金を使ってしまうことになるのです。
つまり、自分自身が気づかないうちに価値観を塗り替えられてしまうということです。
これらの流れがテレビ業界の主なビジネスモデルとなっています。
ただ例外的にNHKはサブスクリプションモデルという月単位や年単位での定額課金のビジネスモデルを採用しているため、上記のような構造にはなっていません。
最後に
ぼくはテレビを全くと言っていいほど見なくなりました。その結果無駄遣いは減り、自由に使える時間も増えました。
テレビを見なくなったため情報は自分自身で探す癖がつき、情報リテラシーも高まってきていると感じています。
漠然とテレビを見て流れてくる情報を聴いているだけでは脳機能が低下し、考える力が衰えてしまいます。自分自身で考えて行動するということが脳の機能を向上させ、成長させていくのです。
テレビを見ると幸せの価値観が塗り替えられてしまう可能性が高いです。ですがテレビをみて消費していた時間やお金を、自分の将来のために利用することにより、幸せの価値観を自分自身で作り出すことができます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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