アニメ進撃の巨人FinalSeasonを100倍楽しむための基礎知識

100倍楽しい

2020年12月6日(日)24時10分  アニメ進撃の巨人FinalSeasonの放送が開始されます。
それにあわせ今回は、FinalSeasonの物語を理解するために重要なポイントをおさらいしていきましょう。

記事の内容は、進撃の巨人「アニメを観ていた」「マンガを読んでいた」人向けの話になるのでご了承ください。

進撃の巨人の物語は、登場人物や関係性が複雑で、一度観ただけではなかなか理解できない部分も多いと思います。なのでこの記事で内容を復習してアニメFinalSeasonに備えていただければ幸いです。

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絶対に理解すべきポイント

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まず絶対に理解しておかなくてはいけない事として
『マーレ国とエルディア人の関係性』
があります。

この『マーレ』『エルディア』の2つの言葉を聞いて「なにそれ?」と思った方は最後まで読み進めていただく価値はあるはずです。そしてマーレとエルディアの関係性さえ理解してしまえば、進撃の巨人のストーリーはスーッと理解できるようになります。

だから今回の記事では、マーレ国とエルディア人の関係性を物語の出来事と絡めて、じっくりとお話しさせていただきます。

主人公エレン達が暮らしていた世界の真実

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これまで世界の中心と思っていた場所。主人公エレン達が必死に巨人と戦ってきた世界は実は小さな島、パラディ島と呼ばれる島だったんです。人類は滅びてなどおらず、パラディ島の外には様々な人種の人間が暮らしていました。

これはもう衝撃ですよね。今まで世界の中心と思っていたパラディ島が、実は世界の片隅にある小さな島だったなんて言われても、僕ら読者やエレンはにわかに信じられませんでした。

そしてこれまでエレン達、壁内人類を襲った不幸の数々は、マーレ国の干渉によるものだったともいえます。

マーレ国というのは外の世界の国で、かなり力を持っている国だと思ってください。現実世界だとアメリカとか中国とかロシアとか、、、


で、マーレ国が行った壁内人類への干渉を簡単に言いかえると、マーレ国がパラディ島にちょっかいを出し、そのちょっかいをエレン達は死に物狂いで対処していたということになります。


例えば、巨人の力を持っていたアニ、ベルトルト、ライナー、ユミル。


この4人は壁の外の世界、マーレ国からパラディ島にやってきた人類です。
特にアニ、ベルトルト、ライナーの3人はマーレ国の戦士という役割を背負って壁内に送り込まれました。いってみればこの3人はマーレ国のスパイといったところです。


ようするに単行本1~22巻、アニメ1~3期で語られてきた内容は、マーレ国からやってきたスパイ達から壁内人類を守る戦いだった、ということになります。


こう言いかえると今までめちゃくちゃスケールのでかい話だと思っていた進撃の巨人が身近に感じてきませんか?まぁ言い換えてもスケールはでかいんですが・・・

強国であるマーレ国がなぜ、辺境の島パラディ島にスパイを送り込んできたのか

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ここが進撃の巨人の物語の肝となります。
なぜパラディ島は狙われたのか、それを知るにはまずは世界の情勢を頭に入れておく必要があるので、ここからは進撃世界の歴史についてのお話です。


先ほども言ったように、エレン達が暮らしていた場所は世界の片隅にある小さな島で、その島の外には広大な世界が広がり様々な人種であふれています。なのでもちろん現実世界のように色々な国も存在するんです。


そして色々な国が存在するということは国同士のいざこざ、武力での領土獲得や権力争いも当然起こります。その中でも特筆すべきはマーレ国の存在。


マーレ国は他国にはない「巨人」という特別な力を軍事利用しているため、最強の武力を誇っている。だからマーレ国は世界でも確固たる地位を獲得している。


しかし、世界的に「技術」「文明」が発達してきたため、いつの日か巨人の力を圧倒する兵器ができてしまう可能性が出てきた。そのことを恐れたマーレ国は、軍事力向上、技術革新に不可欠な燃料資源の確保に乗り出すことになります。


ではその燃料資源はいったいどこにあるのでしょうか?


マーレ国は知っていたんですね。人類未踏の地であるパラディ島に莫大な燃料資源があるということを。

ここからマーレ国は、無垢の巨人がうじゃうじゃいるパラディ島をいかにして征服するかを考え始めるわけです。そして出た結論がパラディ島に「戦士」を送り込み、壁内人類を無力化するというものでした。

つまりパラディ島がマーレ国に狙われた理由は『技術革新のための燃料資源の確保』ということになります。なかなかに現実的な理由で驚きですよね。

世界を俯瞰してみると、国同士の勢力争いがきっかけでパラディ島が目をつけられたと理解できるんですね。


ただ、これだけで終わらないのが進撃の巨人の超面白いポイント。

世界で繰り広げられる権力闘争の背景に「巨人」という不可思議な力の歴史も織り交ぜられて語られていきます。

そもそも『巨人』っていったい何?

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巨人の起源は「1人の少女」から始まったといわれています。
名は「ユミル・フリッツ」作中では始祖ユミルと呼ばれており、そのの始祖ユミルの血を引く民族を『エルディア人』と読んでいます。


ユミルと聞くと104期訓練兵にいたユミルを思い出しますよね。
この一致は無関係ではないことが22巻ではふれられていました。なので今は深堀はしません。


で巨人の起源に話をもどしましょう。

その1人の少女「ユミル・フリッツ」が巨人の始祖、世界に現れた初めての巨人となります。なぜ巨人の力が目覚めたのかはFinalシーズンで語られることになると思いますので今はまだ語りません。


単行本22巻では「悪魔の使い」「神がもたらした奇跡」「有機生物の起源とせっしょくしたから」などいわれています。そして始祖ユミルの力は9つの巨人という形で、今なおエルディア人に受け継がれています。


そのうちの2つ「進撃の巨人」と「始祖の巨人」はパラディ島にあり、現在は主人公エレンの中に宿っていて、その他7つの巨人はマーレ国が所有しています。さらに、マーレ国はエルディア人を巨人化させる技術をもっているためそれらも軍事力として含まれます。

ただ9つの巨人以外の巨人、エルディア人を強制的に巨人化させたモノは「無垢の巨人」といわれ、知性がなく、目の前の人間にただただ襲い掛かるという殺戮マシーンとなってしまうんですね。


しかし「無垢の巨人」となったエルディア人が、9つの巨人の内のどれか1つでも持っている人間を食べると、力が継承されて人間に戻ることができ、さらには食べた巨人の能力を使うことができます。


このことを作中では「継承」といっています。

で、ここで疑問になってくるのは、7割以上も巨人の力を独占しているマーレ国がなぜ、軍事力が乏しく巨人の力も2つしか持っていないパラディ島をこそこそと襲撃したのかということ。


マーレほどの強国であれば、まとまった武力をパラディ島に送りこめばすぐにパラディ島を制圧出来そうなものですよね。

ここにも巨人の歴史が絡んできます。

マーレ国がパラディ島に干渉できないわけ

そもそもの発端は145代目のフリッツ王が原因です。

フリッツ王は世界の争いにエルディア人や巨人の力が利用されることを嫌い、パラディ島に逃げ込みます。そしてフリッツ王は「始祖の巨人」の力を使い3重の壁を築き上げ、「この島に干渉するようなことがあれば、壁の中の巨人が世界を平らにすることであろう」と全世界に脅しをかけます。

これが俗にいう「地鳴らし」というモノですね。

「始祖の巨人」の絶対的な能力として、王の血を引くものが継承すると他の巨人を意のままに操ったり、エルディア人の記憶操作が可能になるという能力があります。

フリッツ王はその能力を使ってパラディ島に壁を作り、世界に脅し文句を吹っ掛けました。

もちろんそのことを知っているマーレ国は、下手にパラディ島に干渉できなかったということです。だから、こそこそとスパイを送り込み、始祖の巨人を奪還しパラディ島を無力化しようと試みたんですね。


始祖の巨人の力さえ奪ってしまえば「地ならし」は発動しない。世界は地ならしの恐怖によってパラディ島に手出しができなかったわけなので、その地ならしを封じるさえできれば、現状最強の軍事力を誇るマーレ国はパラディ島に総攻撃を仕掛けることができる。


そしてマーレ国は燃料資源を確保して、強国の座を守り抜くことができる。
マーレにはそんな思惑があったんです。


しかし、結果は皆さん知っての通り、エレン達、壁内人類の活躍、マーレ側に潜んでいたエルディア復権派の努力によってパラディ島は守られました。

そしてアニメ進撃の巨人Finalシーズン。これまでの出来事を背景に物語が一気に進みだすクライマックスの展開となります。間違いなく面白いので皆さんぜひご覧になってください!

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