【チェンソーマン】デンジの行動理念、性格を1話から考察

チェンソーマンの主人公デンジ。

第1部を読み終えた印象として
デンジは底抜けに明るく能天気
というイメージ。

しかし本当にそうなのだろうか?
と疑問に思ったので1話から読み返して
デンジを深堀していこうと考えた。

そして今回は
チェンソーマン1話から読み取れる
デンジの軸となる行動理念とか
処世術なんかの情報を
細かく拾っていこうと思う。

デンジの処世術

【画像引用】藤本タツキ / チェンソーマン

ヤクザの親玉は言う

”デンジのいいトコは逆らわねえトコだ”

と。

デンジは、なぜヤクザに
逆らわないのだろうか?
そしてデンジは本当に
逆らわないのだろうか?

デンジの生い立ちから
これらのことを考えていきたい。

昔から根っからの貧乏暮らし

食パンにジャム塗って食べたことない
【画像引用】藤本タツキ / チェンソーマン

デンジは食パンにジャムを塗って食べる
食べ方を知らなかった。

デンジは両親を亡くしているが
このことから両親がいたころも
相当貧乏な生活を送っていたことが
うかがえる。

まぁ父親があれだけの
借金を抱えていた時点でまともな
生活は送れなかったことは
容易に想像できる。

デンジの生い立ち

【画像引用】藤本タツキ / チェンソーマン

デンジは幼いころに両親を亡くしている。
さらに父親は借金を抱えていたため
返済は息子のデンジが持つことに。

そして
生きていくためにはお金が必要だ。
デンジは瀕死のポチタと契約し
デビルハンターの道を歩むことになる。

これがデンジなりの生き方。

デンジは初めてポチタと出会ったとき
殺すなら殺せよ、もう死んでもいいと
自暴自棄に語っていた。

しかし
父親の墓の前で
死にかけているポチタを
見て思い出す。

『死』の恐怖を。

目の前には苦しんでいるポチタ
脳裏には首を吊って死んだ父親の姿
(後々、死んだ父親の謎が明かされるが
ここでは割愛)

デンジは返済金が用意できず
明日殺されるかもしれない。
目の前で倒れる瀕死のポチタを見て
自分に降りかかろうとしている
『死』という根源的な恐怖を感じる。

そこでデンジは生きることを決意。

ポチタに自らの血を飲ませ
自分と共に生きることを選択させた。


つまりデンジの生きる上での
最重要課題は『死なない』
ということになったわけだ。

死なない為に臓器を売る
生きるために長いものに巻かれる

なぜデンジがヤクザに逆らわないのか?
それはデンジの生きるすべだから。

もしあなたが明日食うものもなく
寝る場所もない時に、仕事をくれる人間が
目の前に現れたらどうするか。

もうプライドもへったくれもなく
迷わずにその仕事に飛びつくはずだ。

生きるために使えるものはすべて使う
例え自分が惨めな思いをしようとも
関係ない。死ななければいいのだから。

おまけ:1話冒頭にテーマが隠されている?

ここでふと関係ないことを思ったので
書き置いておく。

冒頭に登場する
トマトの悪魔が女性器に見えるように
描かれている気がする。一瞬自分の心が
ヨコシマだからそう見えたのだろうと
思ったのだが、あながち間違いではない
かもしれない。

そう思ったのはポチタの描かれかたが
関係してくる。

1話でデンジがポチタを抱いて
ウトウトするシーンがある。
そこで描かれるポチタがどうしても
男性器に見えて仕方がない。

女性器に見えるトマトの悪魔
男性器に見えるポチタ

これは偶然なのだろうか?

わざわざ物語冒頭の1話にもってきているあたり、そして露骨なまでの表現。
ここに藤本タツキ先生が描き出したかった
重要なテーマが隠されているような気がする。

今後の考察の種として置いておく。

もしあなたの手元にチェンソーマン1巻があるならぜひ見返してみてほしい。

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