チェンソーマン作者の藤本タツキ『ルックバック』もう読んだ?【ネタバレ注意】

ルックバック

みなさん

藤本タツキ先生の新作読み切り漫画

『ルックバック』

もうお読みになりましたかね?

この漫画は控えめに言って

全人類が読むべき漫画です。

これ100年ぐらい語り継がれても

おかしくない内容だと

僕は思いましたね。

140ページに(わたり)

クリエイターとは何かが

もうぎゅっと詰め込まれた。

そんな漫画になってました。

これちょっと

漫画の歴史変わるんじゃねえかと

正直本当に思いました。

そもそもこの

『ルックバック』の構成が

完全に『人生』を表してますよね。

最初主人公の挫折から始まって

そっから起き上がって

継続して別れがあって挫折して最後

また復活する。

この流れ完全に人生。

クリエーターの人生そのものですよね。

むしろこれ藤本タツキ先生の人生を

そのまま書き出したんじゃないかっていう

ぐらい

リアルで生々しいんですよね。

とくに最初

主人公の藤野が経験した

上には上がいるっていう…

自分は井の中の蛙だったんだって

ここをね思い知らされてしまうシーン。

これ本当に

全人類

みんな体験したこと

あるんじゃないですかね。

勉強にしろスポーツに創作活動にしろ

どんな活動において

上には上がいるんですよね。

よほどの天才じゃない限り。

この世の99.9%が

凡人の中で、この演出されたら

いやもうこれ読むしかないやん。

特にすごかったのは

親友との別れ。

京本の死。

それをどう藤野が乗り越えるか。

あそこはシビれたね。

だって藤野って

自分が漫画を描かなければ

京本は死ぬことはなかった

かもしれないっていう

そういう自責の念に

追い込まれたわけですよね。

しかし結局

藤野が漫画を描こうが描かまいが

京本って

部屋の外に出る運命にあったんですよ。

それが彼女の

定め、使命、生きることだったから。

絵を書いていたら

必ず外の世界に出会ってしまう。

それが京本の運命だったんですね。

それを

4コマ漫画という

一枚のペラペラの紙で表現して

藤野に気付かせた

あの演出。

神がかってますよね。

おそらくどんなクリエイターも

一番初めに悩むことって

自分自身を

どう表現するかっていうものと

それを社会でどう受け入れてもらうか

社会にどれぐらい見てもらうか

この二つの天秤。

このどっちに比重を置くかみたいな

そこに一番悩まされると思うんですよね

それに答えを出したと言うか

タツキ先生は

こう突き進んでいくぞと

そんな

宣言を見せられた気がしましたね。

タツキ先生は常々

読者視点で漫画を描いてますよね。

キャラクターが壊れてもいいから

展開重視で物語を作っていく。

これは完全に読者目線ですよね。

自分がやりたいこと

というよりかは

読者がいかに

喜んでもらえるか

読者にいかに喜んでもらえるか。

それを詰めて描くのが

藤本先生(藤野)の

作家性だと僕は思ってます。

でもこの中に出てきた

京本っていうのは

完全に自分が描きたいものだけを描く

自分が感動したものだけを描きたい

そういう欲を持った

作家だったんですよね。

これはある意味

藤本先生の憧れでもあると思うんですよ

自分が描きたいものだけを描いたら

どういう人生になって行ったのか

京本みたいな人生になったのか

そして知らず知らずのうちに

人に恨まれて

殺される人生になってしまうのか。

これを自分の作った漫画で体験して

しまうっていう

ある意味

藤本タツキ先生の

自己満足漫画でもある

と思うんですよね

自分がもし

自己表現の道に行っていたら

どうなっていたのか

それを漫画で表現して

自分の経験にしてしまったっていう

化け物ですよね。

なんだこれは

どうなってんのと

頭ん中覗いてみたいです。

そして最後

京本が死んで

藤野が再起するシーン。

これはもう本当に

藤本タツキ先生の

自分は

こう漫画を描いていくんだぞ

という

そんな宣言ですよね。

あれ完全に。

例え親友が死のうとも

知らない人に恨まれようとも

俺は漫画を描き続ける。

だって生きること自体は

漫画を描くことと同義だから。

そんな感じに

熱いメッセージ受け取りましたね。

やっぱり藤本タツキ先生も

チェンソーマンって1100万部

めちゃくちゃ売れてるんですよね。

このチェンソーマンを読んだ

読者のなかに

自分も藤本先生みたいに

漫画家になりたいと

思う人はどれだけいたでしょうか。

藤野を見て京本が

漫画家になりたい

絵を描きたいと

熱狂したように

タツキ先生のチェンソーマンを読んで

漫画を描きたいと

熱狂した読者

100人200人どころじゃないと思います。

そういう漫画の世界に扉を

開けさせてしまったタツキ先生の罪。

その中のいったい何人が

漫画を描いて食っていくことが

できるのか

そういう問題に直面しますよね。

それをタツキ先生は一人で

抱え込まなきゃいけない

もしかしたら

もし自分がこの描いてる漫画で

漫画家を目指したいと思ってしまう

読者がいたらどうする

その読者の人生を

滅茶苦茶にしてしまったら

自分はどう責任をとるんだ

そんなことを考えてる時期も

あったかもしんないですよ。

でもやっぱり

それすらも

漫画のネタにしてしまうというか

自分の血肉にして

生きていくのが

クリエーターの宿命なんだっていう。

そこから逃げることはできないけど

漫画を作り続けることでしか

自分は生きられないっていう

この宣言ですよね。

藤本タツキ先生の宣言。

僕はね

もう涙止まんなかったですねこれ。

何でこんなに泣けてくるんだろうと

今もちょっと泣きそうなくらい

熱くなってくるんですけどね

本当に…

タツキ先生

一生ついていきますよ。

僕はもう一生

漫画買い続けますと

宣言します。

本当にこんなにどストレートに

漫画家とは何かと言うか

クリエイターとは何か

それを描いてしまった漫画

他にあるんですかね。

ちょっとあったら教えてくださいぜひ

これほどに純粋なクリエイター漫画

というかクリエイターバイブル。

僕は見たことないですね

これはねちょっと震えましたね。

漫画界変わるんじゃねーかと。

表現の幅

変わっちゃうんじゃないと

思いました。

いや、これ出されたら他の漫画家さん

何描けばいいのっていう…

ところあると思いますよ正直

だってこんな140ページにわたって

タツキ節というか

俺はこう生きるぞ

お前たちはどう生きるんだ

みたいな。

そんなことを突きつけられてる

もはや

刃物突きつけられてるんですよ

タツキ先生に

これ…

どう返すの漫画家さん

他の漫画家さんたちは

いや他のクリエイターは

どう応えていくんだろうっていう…

ここから

どんな面白い漫画出てくるのかなって

めちゃくちゃ期待してます僕

ちょっともう…

興奮してきて

何語ったか忘れちゃったんですけど

とにかくね

このルックバック絶対観たほうがいい

いや一回観ないと駄目ですよこれ

クリエイターの人生

体験してみてください

本当に面白い

絶対に観てください。

コメント